夕方外から帰ってきた兄ちゃんが、
「F君とR君が、110円もってつちやさんにお菓子買いに自転車で行くって言ってるけど、行ってもいい?」
と聞いてきた。
F君とR君とは、同じマンションに住む同級生。
「つちやさん」とは、通学路の途中にある、小さな米屋。よく小学生が駄菓子やアイスなんか買ったりしている店。
外にいた2人に様子を聞くと、どうやらお母さんたちのOKも出ている様子。
友達とお小遣もって買い物に行くのは初めてだったけど、いい機会なので、兄ちゃんにも行っておいで~、というと、自分の貯金箱からお金出してました。
で、見ると、10円玉1枚と、1円玉2枚を机の上に並べています。。。
110円には程遠い金額だったので、母ちゃんから100円プレゼントしました。
そして、ポケットに小銭入れを入れて、
「ぴのちゃん(妹)にも、お菓子買ってくるからね~。」
と、意気揚々と出かけていきました。
しばらくして帰ってきた兄ちゃん。
途中の公園で10円ガムの半分だけは食べたようですが、その半分は妹に、それからチロルチョコ2つ、これが高かったんだよね、という長い棒状のゼリー1本など買って来ました。
そして、「おつり8円入ってるからね」と言って、財布を返してきました。
かなり考えてちょうどいい金額にしたようす。
でも、スーパーで遠足のおやつを選ぶときなどは、もっときっちり金額どおりにするので、それから考えると、兄ちゃんの8円のおつりは多い…。
と思っていたら、その後おつりはちゃっかり貯金箱に入れていたので、多少残して貯金箱にも入れておこうという計算も働いていたようです。
なお、うちではまだ小遣は渡していません。
子どもたちはそれぞれ貯金箱は持っていて、たまに父ちゃんが自分の財布の中の小銭を入れてくれるのですが、ある程度たまると、私が郵便局に持って行って貯金してしまうので、実はあまりお金は入っていないのでした。
兄ちゃん、そろそろ小遣が欲しい年頃なのかな?