本日から、ムスメの幼稚園も弁当が始まりました。
つまり、帰宅は午後。
ということで、早速bunkamuraザ・ミュージアムの「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」に行って来ました。
例によって回数券を買っているので。
さてさて、モディリアーニのこと、私全然知らなかったと言うことを、痛感して帰ってきました。
肺病で若くして不遇のうちに亡くなった、とか妻が後追い自殺したとか、よく知られた事実だったんですね…。
私は今回はじめて知りました…。
(無知ですみません)
モディリアーニは、実は私の母が好みじゃないらしく、小さい頃から
「モディリアーニの絵は、顔が長くて好きじゃない」と聞かされていたもので、私も全然興味の無い画家だったんです。
(子どもには先入観与えること言っちゃいけないんですね。)
最近、展覧会で目にすることも多いのですが、目の表情の違いで(眼球が描き込まれているかどうかで)結構絵の雰囲気もちがうんだなーということに気づいてから、面白いな、と思ってみるようになりました。
今回の展覧会では、「あ、これ好き」という絵が何点かありました。
中でも、「赤毛の若い娘、ジャンヌ・エビュテルヌ」というのが、非常に表情が生き生きしていて好きです。
私のイメージしていた、ボーっとした表情の人物像とは全然違っていて、ちょっとびっくりしました。
それからとても印象的だったのは、ジャンヌの写真。
16歳のポートレートは、カメラを睨みつけるような視線が強くて、とても並大抵の16歳ではありません。
22歳の若さで亡くなったと知ると、何だか納得できる、16歳の力あふれる姿です。
早いうちから、エネルギー全開で生きていたのでしょうね。