今日はどこへ行くの?

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北海道のトムラウシ山で大変な遭難事故が起きた。
大きな被害が出たことに胸が痛む。
被害にあわれた方のご冥福をお祈りします。


トムラウシは、私にとっては一番の憧れの山。
富士山もあこがれだけど、私にはトムラウシのほうがはるかに遠い存在なのだ。
とにかく行程が長いので、ある程度の経験がないと行けない。
行ってみたいけれど、現実的にはなかなか行けない山なのだ。



大雪山系には何回か登った。
一番最初は、両親に連れられて小学生のときに登った黒岳。
その後は、学生や社会人になってから。

大雪は、山頂からの風景がすばらしい。

登ってきた山の向こう側に、お鉢平と呼ばれるくぼんだ大きな谷間があって、その谷間の周りが稜線になっていて、山々が連なっているという感じなのだが、これは登ってはじめて見えてくる雄大な風景。
運よく晴れていれば、延々と南に続く山の姿が見えて、北海道の背骨なんだなあと実感できる。


山開き時期には、縦走登山会に参加して愛山渓から北鎮岳に登り、旭岳に抜けるルートを行ったことがある。
確か延々と7時間くらい登るきついルートで、何コースもあるこの山開き登山会の中でも最上級のコースだったと思う。早朝にふもとの山荘を出発するので、山小屋で寝泊りするような長いコースではないけれど、若いから行けたんだろうなあ。

この山開き時期は雪渓が多くて、雪の上をよく歩いた記憶があるけれど、8月になるとこの雪がなくなってまた違う風景になる。そして、9月になれば紅葉に。
この短い3か月の短い間に春から秋への全然違う風景になるのが、大雪山の大きな魅力だと思う。

でも、子どものころから、大雪は私には怖い山でもある。
風景は雄大ですばらしいけれども、とても怖いなあと登るたびに思った。
熊のすみかだから決して行ってはいけない山だとか、遭難の話もよく聞いていたからかもしれないが、やはり人間が立ち向かうには、段違いにスケールの大きな自然がそういう畏怖を感じさせるのだと思う。

アイヌの人々が呼んだ名前が、この山のことを一番よく言い表していると思う。

  カムイミンタラ   (神々の遊ぶ庭)
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by ts-kabakichi | 2009-07-19 11:17 | その他